ECニュース解説

2016.06.26

コーディネイトコンテンツの進化系

ECのコンサル・システム会社のバニッシュ・スタンダードが、店舗スタッフのコーディネイト画像アップ作業を効率化する新アプリをリリースした。

繊研新聞 2015年12月21日 発行 (協力:繊研plus

繊研新聞 20151221

 

コーディネイトコンテンツはECで売上を稼ぐのに絶大な効果を発揮するコンテンツであるため、ECサイトやブログで店舗スタッフによるコーディネイトコンテンツを展開するブランドは多い。様々な店舗でスタッフによるコーディネイト撮影を見かけることが多くなった。

ただ、EC部門にはメリットの大きいコンテンツであるが、従来、店舗スタッフにとっては下記のデメリットがあった。

■コーディネイト撮影してアップしても店舗スタッフの業績にならない。

■コーディネイト撮影、アップ作業の手間がかかる。

今回紹介されているアプリは上記デメリットを解消する画期的なツールと言える。コーディネイト経由でのEC売上を把握することができるのと、コーディネイト画像のアップにかかる作業時間を大幅に短縮できるからである。

 

今後もコーディネイトコンテンツは売上に直結する有益なコンテンツとして、様々なブランドの取り組みが加速していくであろう。将来的には、下記の部分でコーディネイトコンテンツを進化させることができると思われる。

1.コンテンツの拡散性

2.画像クオリティーの向上

例えば、コーディネイトコンテンツをInstagramを使ってアップすることができれば、コンテンツを拡散させることができる。ECサイトの閲覧ユーザーやブログ閲覧ユーザーに加え、Instagramのフォロワーにも投稿画像を見せることができるからである。

また、Instagramの画像編集機能を使うことで、手軽に画像のクオリティーを上げることもできる。

コーディネイト画像をInstagram経由でECサイトやブログにアップすることは既に可能であるため、ECサイトやブログから商品詳細ページに簡単にリンクを設定できるツールがあれば上記を実現できることになるであろう。

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