ファッション ECニュース解説

2016.06.26

売上が拡大するバリエーション検索型ECサイト

下着や靴下のEC売り上げが拡大しており、海外へのEC販売に進出するメーカーが増えている。

繊研新聞 2015年12月18日 (協力:繊研plus

繊研新聞 20151218

 

何故、インナーウェアはECで販売し易いのか?その理由は二つある。

一つは、家電やパソコン機器などに性質が近いスペック商品であることが挙げられる。従来、家電やパソコン機器は、基本的にデザインよりも性能や機能を重視されるため、ネット販売の黎明期から売り易い商材とされてきた。特に女性の下着は、デザイン性を重視する商品も多くあるが、ライフスタイルや体型に合わせた様々な機能性を備えた商品が多く、ユーザもその性能を重視する傾向が高い。デザイン性が高い下着と、機能性が高い商品を使い分けるユーザーが多く、デザイン性が高い下着はファッションアイテムと言えるが、機能性が高い商品はスペック商品と言える。
もしあなたが機能性の高い下着やスポーツウェア、アウトドアウェアなどを扱う場合は、その商品のファッション性だけでなく、機能性や技術性を論理的に、詳細に語り尽くすのが賢明である。

インナーウェアがECで販売し易い理由のもう一つは、ブランド性はさほど重視されず、自分が好みの柄をいかに見つけられるかが重視される商品である為である。靴下を例に挙げると、世の中にはボーダーの柄もあれば、ドット柄、幾何学模様、モチーフ、アーガイル、無地など、カラーバリエーションも考えるとかなりのバリエーションが存在する。その膨大なバリエーションを短時間で一堂に比較検討できるのがネットである。リアル店舗を周って自分の好みの柄を探し当てるのは至難の技である。そこにインナーウェアがECで販売し易い理由がある。

ボタンシャツやTシャツに特化し、そのバリエーションの検索性で成功している例を下に挙げる。

ozie

 

 

kamakura

 

 

ital style

 

 

tshirts

 

 

実はZOZOTOWNもバリエーション検索型のECサイトであり世の中のブランドの商品を各カテゴリごとに一括検索できるのが強みなのである。

もし、あなたが販売する商品が何かのカテゴリーに特化し、バリエーションが豊富な場合は、ECサイトの戦略やサイト構造をバリエーション検索型のECサイトとして企画、設計すべきである。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
TOPへ戻る