【保存版カリキュラム】ECノウハウ

2016.06.26

ECサイトとブランドサイトは分けて構築すべきか?

現在の日本ではECサイトとブランドサイトを分けて構築されるケースがほとんどであるが、今後はECサイトとブランドサイトを統合した形で構築されることが主流になっていくと考えられる。海外では既に統合型サイトが主流となっている。

【統合型サイトのメリット】

1.1ドメイン配下でのページボリュームが増えるため、SEO上有利。

2.ブランドサイトを見ているユーザーが買い物をしようとするには、ECサイトのトップページに遷移しなければならないことが多いため、離脱が発生する。(ページ遷移すると必ず離脱が発生する。)

3.ブランドサイトとECサイトの2つのサイトが存在する概念は企業側やサイト構築者側の概念であって、ユーザーにとっては1つのサイトで買い物が完結できたほうがシンプルで使いやすい。

 

【統合型サイトの例】

acnestudio

 


 

vuitton

 


saturdays surf

 


 

volcom

 


 

vans

 


 

kate spade

 


 

carven

 


 

john smedley

 


 

上記は全て海外のサイトであり、EC・ブランドサイト統合型は日本ではまだほとんど見ることができない。

 

【日本での統合型サイトの事例】

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WEBに関するデザインやテクノロジーは日本と比べて米国は5年先を行っている、と言われるが、何故、日本ではECサイトとブランドサイトを分けて構築することが主流なのであろうか?

【理由】

1.従来、受注処理や決済機能、更新や管理の効率性を重視されて開発されているECのシステムにはデザイン的な制約がある(クリエイティブ志向で開発されていない)ため、ブランドサイトはデザイン的に自由度が高いブランドサイト用のシステム(CMS)によって制作されることになる。結果として、ECサイトとブランドサイトは別々に制作されることになる。

2.クリエイティブ能力が高いWEBクリエイターはデザイン性に制約が多いECサイトの制作に興味を示さない傾向にあり、ECサイトの案件でクリエイティブ性を発揮しようとする意識のWEBクリエイターが少ない。現に、ECサイトのデザインを得意とするWEBデザイナーは稀である。そのため、ECサイトのシステムがクリエイティブ性の高いものとして進化するスピードが遅くなっている。

3.ファッションシーンのクリエイティブ関連の人たちがECサイトにあまり興味を持っておらず、ECサイトがクリエイティブ性を発揮できる媒体である概念を持っていない。彼らにとって、ECサイトは販売チャネルの一つに過ぎず、”自動販売機”としての位置づけでしかないからだ。

 

ブランド性を表現するとともに、ECサイトとして購入率を高めるための設計が前提であるが、統合サイトのメリットは明らかであるため、今後は日本でも統合サイトが主流になると思われる。

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